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絵本

ベビ子の読書ノート

 あいかわらずベビ子相手にいろんな本を読み聞かせている我が家だが、最近は近所の角筈図書館を利用し気軽にいろんな本を試している。その中から何冊かをご紹介。あと今回初めてアマゾン・アソシエイトを利用してみる。何しろ画像アップが楽。

■はらぺこあおむし/エリック・カール

20060113_2

「いないいないばあ」と並んで絵本界の「Dark side of the moon(ピンク・フロイドのギネス級ロングセラーアルバム)」と言うべき超有名絵本。検索かけてもらえばその受けっぷりはすぐわかるし、最近はキャラクター商品も出回っているらしい。そんならばうちもと思って借りてみた。さまざまなサイズが出版されているのだが、角筈図書館には写真のように特大サイズというものがありこれを借りてみた。隣の雑誌は比較用。近所という事でもなけりゃとても持って帰れない。

でベビ子の反応はと言えば、これを読んであげたのが三ヶ月くらいだったせいかいきなり泣かれてしまった。お世辞にも可愛いとは言えない絵柄でタッチもラフなのだけど、何しろ色使いが大人の目にも鮮烈。仕掛け本のような部分もある。何しろ巷の乳幼児には大受けらしい。うちも少し大きくなったら、もう一度読んであげようかな。

ちなみに他の絵本でもこの特大サイズは存在する。たまには趣向を変えてワイド画面での読み聞かせはいかがでしょう?あまりの迫力に泣いちゃうかもしれないけど。

はらぺこあおむし

■ももんちゃんシリーズ/とよた かずひこ


ももんちゃんどすこーい どんどこももんちゃん

角筈図書館のフリーペーパーに紹介があったうちの1冊で、表紙見て「こりゃおもしろそうだ」と借りてみた。結果はベビ子も嫁も大喜びで、シリーズのほとんどを借りてしまった。

ももんちゃんという赤ちゃんが野っぱらで金魚やサボテンやらお化けやらと遊ぶだけのお話なのだけど、おおらかでどこかシュールで実にほほえましい世界。乳幼児向けの本は繰り返しや擬音を多様するというのが大原則なのだが、この作品でもそれは徹底されている。例えば「どんどこ ももんちゃん」は走るももんちゃんに「どんどこどんどこ」とキャプションがつくページが延々と繰り返されるというもの。最後のページのオチ(?)もそれ故に実に効果的で、これはミニマル・ミュージックの効用と同種のものかもしれない(考えすぎ)。

ももんちゃんはお風呂も露天だし、船や自動車相手のかくれんぼでも大地・海を縦横無人に駆け回る。その背景はいつも青空とだだっ広い野原。それは無闇やたらな自然回帰の礼賛でも安易な癒しの強制でもなく、ひたすらにおおらかな世界。これは水木しげるの作品が持つあっけらかんとしたその世界観とも通底しているのかもしれない(考えすぎ)。うちのおすすめは「ももんちゃん どすこーい」と「どんどこ ももんちゃん」の2冊。

■みんなあかちゃんだった/鈴木まもる


みんなあかちゃんだった

こちらは乳幼児向けではなく、どちらかと言えば親向けの絵本。月齢や年齢に応じて赤ちゃんがどんな事をするかという事が可愛らしいイラストで描かれている。こう書くと育児書と同じと思われがちだが、実際に家に赤ちゃんがいると「そうそう、やるやる」といちいち頷けるような何気ない仕草が満載。わるく言えば重箱の隅的な観察眼なのだけど、その視線は暖かく愛情にあふれている。そして何よりどの仕草もとてつもなく可愛らしい。これから赤ちゃんと生活を共にする親子さん達におすすめ。

■かいじゅうたちのいるところ/モーリス・センダック


かいじゅうたちのいるところ

これはベビ子にというよりは、もうちょっと大きい子向けの児童文学。「つづれおり」で有名なキャロル・キングがアニメ映画の音楽を担当したアルバムがあると聞き、買って聴いてみたのが「おしゃまなロージー」。アニメのサントラとはいえ変に子供に媚を売っているところがなく、アンサンブルはシンプルながら覚えやすいメロディがいっぱいの好アルバムだった。この中の1曲「人生って頭痛ね」という邦題が実にいい。

この「おしゃまなロージー」ももともとは児童文学らしく、その作者がモーリス・センダックというアメリカの作家。日本ではこの「かいじゅうたち~」が有名という事で借りてみた。児童文学という事から想像される可愛らしい絵柄とは180度違う絵柄で、子供の夢や妄想そして恐怖をそのまま絵にしたような世界観。描線にも特徴があり、毎ページの描きこみも実に細かい。

そう言えば似たような絵柄の短編アニメを見た事があると思い出し、調べてみたらやはりセンダック作品だった。その作品の名前は「まよなかのだいどころ」。かように一度見かけたら忘れられない絵柄であるのだ。ちなみに「おしゃまなロージー」の映像作品は現在日本では見られないらしい。


おしゃまなロージー