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読書ノート(2010年9月・10月)

今回から特に印象に残った本についてのみ感想を書いていく事にする。従って、引っかかる本が無かったら書かない訳だ。”読書の秋”なのだが、逆に夏場を過ぎたらあまり活字を読まなくなった。秋以降あれほどおもしろかった経済・社会情勢関係の本に、急に食指が動かなくなったのが最近の傾向。

■バンド臨終図巻/速水健郎(河出書房新社)

バンド臨終図巻

古今東西のバンドの解散にまつわるエピソードを集大成した一冊。中にはインエクセスやサザン・オール・スターズのような一度も解散していないバンドについても、その危機的状況を解散と同等に扱っている。さらにはおにゃん子クラブや狩人など、およそバンドと呼べないユニットまでも網羅。結果、60年代からの内外のソロアーティスト以外はほとんど網羅する事となった。ただし通常のバイオグラフィと違うのは、終焉時のエピソードにウェイトを置いてる点。どういうわけか、これが実におもしろかった。何というか、どんなにビッグなバンドでも個人レベルでは我々とあまり大差ないのだな、とかそんな事思ったり、
一番ページ数が多いのはビートルズとX Japan。本当にビートルズにはバンドに関するすべてが揃っているのだ。一番劇的だと思ったのは、意外にもキャンディーズ。あのコンサートでの映像は当時ニュースで見たのだが、実は裏では映画にできるくらいのドラマが展開していたのだな。
他にコラムが載っていたが、円堂都司昭氏の「バンドが亡びそうで亡びないとき」がおもしろかった。誰もが思う60~70年代のバンドは何故あんなにしぶといのかという疑問について言及。高校の頃(70年代中盤)に現役だったバンドの大半が今も継続しているなんて、誰が思ったろうか。渋谷陽一が番組で危惧していた”ロック年金対策”なんて杞憂でしかなかった。

■ガムガムパンチ/手塚治虫(手塚治虫文庫全集)

ガムガムパンチ (手塚治虫文庫全集 BT 79)

「ガムガムパンチ」「冒険ルビ」の2作品を収録。昭和40年代前半に小学館の学習雑誌(おもに低学年)に連載されたもので懐かしい事この上ない。そんな作品なので、当時読んでいた人以外には余り知名度がない。

「ガムガムパンチ」はガムを噛んで膨らませる事によっていろんなものを作る事が出来る少年のお話。万能感のある能力を持ちながら、うまく行かない結果になるという「ドラえもん」パターンの物語(こっちのが先だが)。今ではあまり見かける事がなくなった「風船ガム(バブルガムの初期の呼び方)」が、子供たちへの主力商品だった時代ならではの作品と言える。
「冒険ルビ」は宇宙人に選ばれた男女の小学生が、宇宙を旅して巨大な敵ゾンダーを倒すお話。ありきたりな設定だが、どういう訳か当時私はこのマンガが大好きで、自分にも宇宙人が能力をさずけに来てくれないかと真剣に思ったりした。「バビル二世」を読んで自分にもロプロスが迎えにくると信じていたという男がいたが、男の子ならだれでも思う事なのかもしれない。

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