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May 2009

マスカー・ワールド

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先週末に東京・神奈川で新型インフルエンザ感染者が見つかって以来、何だか世の中は妙な事になっていた。ところが昨日、大阪の橋本知事の「普通の生活を取り戻す」という宣言あたりを機に、「マスク着用は予防には無意味」などと一斉に報道のトーンが変わった。連日感染者数更新を真っ先に報じていたが、それも今日はほとんど見かけなかった。この一週間で、我が国の情報を発信する側のリスク意識の無さと、それをすぐに鵜呑みにしてしまう国民性を垣間見た気がする。

私とて一児の親である。自分の子だけは、感染させたくないという思いは世の親御さん達と同じ、特にうちの場合、まだ新生児だった3年前に私の不注意でノロウィルスを持ち込んで家族全員に万延させてしまったという痛恨の一件がある。それ以来毎年インフルエンザのシーズンになると、帰宅時のうがいと手洗いは欠かさなくなった。今年はまた香港型の流行も予告されていたので、2月くらいに初めて箱入りのサージカルマスクを買い、毎日通勤時に予防のマスクをしていた。

関東地方で発生したと聞いて、マスク着用をいつからするか、私もしばらく逡巡していた(帰宅時のうがい・手洗いは2月から継続中)。そんなにストックもないので(2月に買った残りが一箱半)、本当に必要な時のために使用は控えておきたかった。しかし先週後半、仕事場で予防のためのマスク着用者が増え、ドラッグストアの店頭で全くマスクを見かけなくなってだんだん疑問に思うようになった。「なんか、おかしいんじゃないか?これ」その矢先に、この報道の一斉のトーンチェンジ。結局最後は自分の感覚を信じる事が大事なんだと思い知った。

ひとつ気がついた事がある。現在日本の感染者は四百数十名と言われていて、先週はものすごい勢いでこの数字が塗り替えられていった。しかし、すでに完治したり快方に向かっている人も確実にいるのだが、感染者数からその数字が引かれる訳ではない。一見すると感染者がどんどん増えているように思えるが、実際にはそれだけの数字の感染者がいる訳ではないのだ。そこがレトリックだと思う。反面「ゴキブリが一匹いれば・・・」の例えも真実だと思うが、少なくとも発生した都道府県を塗りつぶした地図から受けるイメージは現実から乖離していると思う。

明日からも私はマスク着用はしないだろう。でも、免疫力を下げない様にする事は有効であると思う。新型だけではなく他のインフルエンザもまだまだ油断ならないし、一方でノロウィルスの静かな猛威も伝えられている。なので、しばらくは睡眠時間をたっぷりと取ろうと思う。夜更かし大好き人間ではあるけれど、できる事と言えばまさにそれがそうだと思う。

取りあえず我が家は今、家族全員病気もなくて元気です。

子供と渋谷で3Days

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今年のGWは土曜から4連休(残念ながら明日は仕事に行く)。日曜から今日まで3日連続で家族で渋谷に行く事になった。

5/3(日)

この日は女房のリクエストで渋谷の東京都児童会館へ。青山の「こどもの城」と並んで東京都では最大規模の子供用施設。休日に家族そろってお出かけというと、たいがい公園か児童館という安上がりな我が家だが、ずっと前から行ってみたかったここへようやく出かける。5階建でちょうど「東京こども大会」という全館あげてのイベント真っ最中。見どころが多くて、あっという間に数時間過ぎてしまった。老朽化のため数年後には新宿区に移住するらしいが、この古さがわれわれにとっては逆にノスタルジーを感じさせるし、またいたるところに休憩場所があるので非常に居心地のいい場所であった。

5/4(月)

2日目はNHKスタジオパークへ。連休中は「渋谷でドーモ」というイベント真っ最中で、この日は「いないいないばぁ」の「ワンワンとあそぼうショー」を見るのが目的。秋に続いて2度目だが、この日もワンワン演じるチョーさんはサービス満点。子どもたちに対するやさしさをひしひしと感じる。ほんとはスタジオパーク内も見学したかったが、多くの親子連れでごったがえしているので早々に脱出し代々木小公園で子供を遊ばせて帰る。この辺我が家は地の利があるため、来ようと思えばいつでも来れるという気分的な余裕がある。それにしても今日は顔出しチョーさんをたくさん見る機会があったなあ。

5/5(火)

今日もNHKスタジオパークへ。初めての「おかあさんといっしょ ファミリーコンサート」を見るためにNHKホールへ。このコンサートのプラチナチケットぶりは聞きしに勝るものがありで、電話抽選に全部はずれキャンセル分の店頭販売を朝から並んでやっとの思いで入手できた。それでも3階席。いつかのさいたまスーパーアリーナほどではないにしろ、高所恐怖症のオレには十分恐ろしい位置。ましてやおとなしくしていない子供を取り押さえるなど到底無理。コンサートは楽しかったものの、緊張感みなぎる1時間だった。
ところで「おかあさんといっしょ」番組内では昨年から歌のおにいさん・おねえさんは横山大助と三谷たくみというニューフェイスに交代しているし、今年からは人形劇も「モノランモノラン」という新しいものに代わっている。最も旬な現役キャラクター達の最初のコンサートであり、これがうちの子の現役キャラクターという訳だ。さらに現在あの「だんご三兄弟」以来のシングルリリースとなった「ドンスカパンパン応援団」が話題を呼んでいるという事実もある。ちなみに昨年秋のファミリーコンサートはテレビでみたのだが奇跡的に素晴らしい内容だった。今回はそれには及ばないもののそんな追い風を感じさせる勢いと余裕のあるコンサートだった。

うちの子供は一連のNHK教育の子供番組が大好きで、「いないいないばぁ」「おかあさんといっしょ」の2大看板に加え「ピタゴラスイッチ」「えいごであそぼ」「にほんごであそぼ」「ゆうがたクインテット」そして最新の「みーつけた」などがお気に入り。これらはどれにも音楽が中心にあり、子供のみならず音楽好きなわれわれ夫婦も結構楽しめる曲やおもしろい曲が多い。結果オレが今一番聞いている曲は実はこの辺の曲という事になる。

今年はまた、教育テレビが50周年・BSが20周年とアニバーサリィな年。イベントと連動して、テレビでもこの連休は記念企画が目白押し。例えば今週は毎日夜8時から「ETV50 もう一度見たい教育テレビこどもスペシャル」という番組が放映されているし、今日は「懐かしの人気キャラクターベスト50」という特番もあった。当然自分や女房が現役だった頃の番組やキャタクターも登場する。子供に沿って一緒に見てるうちに、いつの間にか自分たちも楽しめている。ありがたい事である。

この連休はいっぱいNHKに楽しませてもらったなあ。感謝感謝。

ジンライムのようなお月様

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 昨日は朝早くから子供に起こされ、ゴミ出して、GW価格のマックメニューをみんなで食べて、子供を公園に連れてってといういつもの休日のメニューをこなした後は、夕方近辺を原チャリでブラブラ。子供用マスク探しに幡ヶ谷まで行ってついでにブックオフに寄ったわけだが、CDコーナーに差し掛かった時何故かふとキヨシローのコーナーが目に止まった。RCじゃなくキヨシローの方。ラフィータフィーの1stがあったら欲しいなと思ったけどそれは無く、何故だかソロ第1作の「RAZOR SHARP 」が2枚も目についた。しかも87年当時発売時のヤツ。夜、子供寝静まった後いろいろ用事片付けてリビング行ったらネットさぐってた女房が「キヨシローさん、亡くなったって」と。ゆうべは1人飲み倒して明方までピアノで何度も「スロー・バラード」弾いた。

 今日は家族で渋谷の東京都児童会館に行った。途中1人で抜け出して、タワレコで「ラフィータフィー」とRCの「Baby A Go Go」買ってくる。品薄という感じでもなかったけど、店員がどんどんCDを補充してくる。考える事は皆いっしょで、朝からどんどん買ってる人がいるんだろうな。

 最初に知った曲は「僕の好きな先生」。ラジオの深夜放送を覚えた小6くらい(1972)の頃の事。アーティスト名はわからないが、好きだった1曲。その次は中2くらい(1974)の「スロー・バラード」。こん時もまだアーティスト名は知らなかった。

 そして大学2年(1980)の年、RCの大ブレイクがくる。その頃はほとんどの音源をFMエアチェックで調達していた時期。好きな人には申し訳ないが、その頃のオレは洋楽一辺倒で日本のロックというのはほとんどがダメだと思い込んでいた。しかし、「日本のも結構いけるじゃん」と思わせてくれた最初のアーティストがRCだった。オレは工学系の学部に進みたかったが、意に反して薬学部に入ってしまった。そのせいか、やる気が全然出ずほとんどの授業をさぼっている毎日だった。そん時に聞いた「トランジスタ・ラジオ」は、まんまオレの大学生活だった。「彼女教科書広げてる時、ホットなナンバー空にとけてった」「居眠りばかりしてたら、目が小さくなっちゃった」これだ。

 そんな20歳くらいの頃、当時40だったミック・ジャガーの腹見て「ロックはこうじゃなきゃいかん!」と勝手に思い込む。キヨシローもしかり。それ以降ボーカリストはケツ小さくてしまってなきゃいかん、とこれまた勝手に決め付けて。40過ぎまではオレもがんばって腹出て無かった。でも嫁さんもらった今では、新宿区にメタボ対策で呼びつけられるようになっちゃった。

 で友達に「プリーズ」と「ラプソディ」をカセットに録音してもらい、擦り切れるまで聞きまくる。その後リバイバルでリリースされた「シングル・マン」や「初期のRCサクセション」を聞いて初めて前述の曲が彼らの曲だったことを知る。「シングルマン」もやたらと聞いたなあ。本気なのかシャレなのか、RCAの社長の「こんな素晴らしいアルバムを廃盤にしていてすいません」という帯の謝罪文が今でも記憶に残る。ロック・アルバムとしても上出来だけど、「歌のアルバム」としても活き活きしていて大好き。オレは井上陽水の「氷の世界」というアルバムも大好きなのだけど、これらは日本が生んだ2大名作「歌のアルバム」だと思う。その中でも最も好きな「帰れない二人」がキヨシローの作詞と知った時はものすごくうれしかったり。それから「シングルマン」のホーン・セクションはタワー・オブ・パワーだったと最近知った。ずっと梅津和時や片山広明ら生向委のメンバーと思い込んでたけど、まだこの頃は交流なかったのね。

 それからRCはバカ売れしちゃってついに「サマーツアー」でチャートに入ったりする。この頃レコード会社はキティからEMIに移り黄金期になるんだけど、どういう訳かオレはEMI時代の音源は全然ない。実はうちにはRCのLPも1枚も無い。あるのは画像の変則的なシングルばっかり。ずっと、録音したカセットを聴いていたのだな。

 次にキヨシローを意識したのがタイマーズ。シングルとアルバム両方買ってしまう。写真はタイマーズ人形。それから物議をかもした「カバーズ」。これはレコード会社を古巣に戻しキティ=ポリドールでのリリース。CD時代になってこのキティ=ポリドール時代のボックスがリリースされ、すぐに買った。オレが好きだったRCは全部これに集約されている。「カバーズ」の「シークレット・エイジェント・マン」が死ぬほどかっこいい。この時共演した坂本冬美と後にHISを結成するのだな。

 で、いつしかRCは解散し、彼らの事もあんまり思い出す事はなくなった。で、98年豊洲でやった2回目の「フジロック・フェスティバル」でついにオレはキヨシローの生ライブに遭遇する。1曲目は知らない曲、でも2曲目がまさかのあのリフ「雨上がりの夜空」。こん時のライブはRCのナンバーを多くやってくれた。期待していなかっただけに滂沱の涙。

 以降の思い出と言えば99年のフジロックのイメージ・ソング「田舎へ行こう」。その年は母親が亡くなった年で、病床にいる事に後ろめたさを感じつつもチケット買ってしまったので行ったのだ。昨年フジロックの10年間をまとめたDVDがリリースされたが、この曲を聴くとどうしてもその頃の事を思い出す。初めて苗場で開催された年で気の重いフジロックだったが、会場のあちこちでかかっていた「田舎へ行こう」が少し気持ちを楽にしてくれた。

 オレはいっぱいいろんなライブを見てきたけど、RCの生のライブを見れなかった事は今でも悔やまれる事のひとつ。チャボのソロライブも別で見る機会があったし、梅津・片山の出演した山下洋輔のライブも見たんでもう合算で見た事にする。それからテレビで見たキヨシロー芸能生活30周年の「Y3K」というライブイベント。チャボが「オレたち50だってよお」と言うセリフにジンと来たり。そんなオレもまさか来年ほんとに50なのだ。

 キヨシローさん。オレは今いっちょ前に家庭なんか持っちゃって、ほとんど毎日生活に追われてるだけ。いろんな事が次々にあって本音言うと今でも全然自信持てなくて。どうすりゃいいのか、ってしょっちゅう悩んでてね。いつだったか夜中にテレビであんたのライブ見て「大人なんだろ~」って曲聞いて泣いた事もあった。

 でも音楽はなんとかやれてます。細々と。あんたから受け取ったメッセージとかいろんなものをオレなりに解釈して。何年か前、キース・リチャーズがやしの木から落っこちて「いよいよ死ぬか?」と騒ぎになったけど生き延びた。生き延びてツアー継続したらしくて。ロック関係者のしぶとさは筋金入りと思ってあきれると共に頼もしくもあった。

 じゃあ、なんであんた死んじゃったのかな。ダメじゃん。

 「ジンライムのようなお月様」って、最高の歌詞だと思う。大好き。

 これからもがんばるよ。これまでほんとにありがとう。

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