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December 2008

恋の呪文は”かみじゃけりますたあ”-最近買ったCDの話

世の中にCDが出回り始めた頃、雑誌でこんな事を書いてた人がいた。「CDは棚にいっぱいになったらそれ以上入らないが、LPは押し込めばなんとか入る。」長年CDはその点でのみLPに負けていた。だがしかし、紙ジャケものは同じ理屈で押し込めば入るのである。なんて画期的なんだ!しかもミニサイズだし、ついにCDはLPに完全勝利となった(笑)。よし、これからは紙ジャケ中心で買っていこう。という事で、最新の音楽雑誌チェックしてタワレコ行ったるするのだが、発売日から数日経過しているとお目当てのものが半分くらいしか買えない。 いったいこの出会いの早さは何なんでしょね。オク転売目的の投資対象にでもなっているのかしら。以下最近買ったCDレビュー、紙ジャケ・スペシャル。そういう訳で新譜の話はありません。

■ハート宣言/ハート
ドリームボート・アニー(紙ジャケット仕様)
私にとってハートは最初に存在を知ったツェッペリン・フォロワーである。日本デビューが77年だから「永遠の詩」の翌年。プロでもこんな人たちがいるんだ、というのが何しろ初めて「バラクーダ」聞いた時の感慨。もう「アキレス 最後の戦い」にしか聞こえない。
なので当然「バラクーダ」が聞きたいので、このデビュー盤を買った。あれ?入ってないよ。と思ったら「バラクーダ」は2nd「マガジン」収録でした。何故こんな間違いを?実は彼らの日本デビュー時は2ndが最初にリリースされ、その後このデビュー盤がリリースされたのだ。でラジオではまだ2ndの曲を中心にオンエアされていた時期に、このインパクト大なジャケがデカデカと雑誌広告にのっていた。そのため、長年こんな勘違いをしていたのである。
実際アンとナンシーの美人姉妹がデーンと居座るこのジャケにはときめいたものだった。当時はリンダ・ロンシュタットの「風にさらわれた恋」とかオリビア・ニュートンジョンの「そよ風の誘惑」とか、美人アーティストのLPは雑誌広告だけでドキドキできた。かわいい高校生だったものだ。
今となってはこの1stも知ってる曲が多い。しかもここでもZEP好き好きぶりは臆面もなく発揮。そっち方面から見ると「フォア・シンボルズ」あたりを標榜している印象を受ける。「バラクーダ」といい1stといい当時にしては相当にマニアックな人たちである。それでいて楽曲のクオリティやオリジナリティは極めて高い。”ZEPマニア”をやりながら、良質なオリジナル曲を提供するという事は相当に困難な事ではないだろうか?80年代に入ってヒットメーカーになる要素はすでに十分にある。

■誰がアート・オブ・ノイズを・・・/アート・オブ・ノイズ
誰がアート・オブ・ノイズを・・・(紙ジャケット仕様)
私はこの時期のトレヴァー・ホーンの動向と、バグルズ~イエス~エイジア~アート・オブ・ノイズ(及びZTTレーベル)の経緯を非常に興味深く思っている。「ラジオスターの悲劇」と「ヒート・オブ・ザ・モーメント」は同じメロディであるとか、ジョン・アンダースンが去った後の「ドラマ」がほとんどアンダースンの作ってきた世界と変わらないとか、でアンダースンが戻った後には「ロンリー・ハート」でオケヒットが初めて使われたとか(諸説あり)、あげくの果てにフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドとか。おもしろすぎ。
今でも新発見が多いし、何より「70年代のプログレは進化して80年代ニューウェイヴになった」という自論をそのまま体現している。で、アート・オブ・ノイズですが、今では個人所有のパソコンで簡単に出来てしまう”音楽をエディットする”という方法論をポップス界で最初に商業ベースに乗せたバンド(つーかユニット)ではないかと思う。”宅録派”の元祖でもあるし、おたくミュージシャン以外の何者でもないし、理系体質すら感じてしまう。
当時のFMで、ホーンの机の上にはサンプリングした音を収めたフロッピーがずらりと並んでいると言っていたが、それがなんともカッコよく思えた。で書いてて思い出したのだが、当時薬学部の学生だった私が「コンピュータやりたいっ!」と熱に浮かされたようにソフト業界に飛び込んでしまったのは、この人の影響があったのは多分間違いない。人の一生なんて、こんな事で決まってしまうのだな。ちなみにこのCDは、店頭で見かけたヤツを衝動買い。案外紙ジャケはこの買い方が一番入手しやすいのかもしれない。

■ブロウ・モンキーズ
アニマル・マジック(紙ジャケット仕様)
これはかなり前に購入したもの。私はどういう訳か、ホール&オーツやスタイル・カウンシルから最近のマルーン5まで、いわゆる「ブルー・アイド・ソウル」と呼ばれるアーティストが大好きである。本家ものもコンピくらいしか持ってないのに。このブロウ・モンキーズも期間は短いが、同時期スタカンと並び称される「ブルー・アイド・ソウル」の代表バンド。だが、プロモでも見られるビジュアルのせいで80年代ニューウェイヴ系バンドの一発屋と思われている(オレもそう思っていた)。で、何しろ「ディギング・ユア・シーン」なのである。私の弱い音にフィリーソウル系女性コーラスというのがあって、それが全面フィーチャーされていて大変心地よい。それにチャカチャカしたカッティング・ギター。ゲート・リヴァーヴをかけたスネアにフレットレス・ベース。そして極めつけソロはサックス。ああ、懐かしくもしょっぱい80年代サウンド。

■飛行船の上のシンセサイザー弾き/難波弘之
飛行船の上のシンセサイザー弾き(紙ジャケット仕様)
この人は最近では「プログレをたく」で有名。ただしシンセ使いという存在感はあまりなく(そのせいかこんな重要人物でも「電子音楽 in Japan」 には取り上げられていない)、どちらかと言えばセッション・キーボーディストという存在感。私的にはニッキー・ホプキンスとかなりかぶります。
で、音楽雑誌よりは「SFマガジン」とかそっち方面で名前を知った人。そう言えばこの人のソロって聞いたことないな、と思って今回買ってみた。ほんとは次作の「ブルジョワジーの密かな愉しみ」のが名盤らしいが、当時の雑誌でジャケに見覚えのあるこっちを買ってみた。ほんとは山下達郎の「夏への扉」の原曲をやっている1stが欲しかったが、これはレコード会社が違うので今回のリイシューから漏れているようだ。
ELP風味あり、現代音楽テイストあり、クリムゾン風味ありでそういう元ネタがすごくわかりやすい人である。さらに普通の歌ものはプロデューサーである山下達郎の色合いが強くなってしまい、やはり個性の弱さを感じる。ご本人も「僕は自分をプロデュースする能力が無くて」と言っているが、そういうとこなんか親近感感じるなあ。私もテーマや企画が何にもないところから音楽作るのは大変苦手だしバンドもカバーばっかりだし。
その他SFファンとミュージシャンを両立させてきたとこなど、特撮ヲタクも兼業の私の大先輩(勝手に先輩にして)。あ、私テレビアニメ「DTエイトロン」のサントラは大好きです。

■風のミラクル/ニック・ヘイワード
風のミラクル+7(紙ジャケット仕様)
これもブロウ・モンキーズと同じく、以前に買ったもの。元ヘアカット100のあの人です。音的には80年代風の音づくりに全然なっていなくて当時はダサく思えたけど、今となってみればそれが逆に普遍性を勝ち得ていると思う。それにしてもこの邦題、なんかアニメソング(「エスパー魔美」とか)みたい。

■悲しきサルタン&ブラザーズ・イン・アームズ/ダイア・ストレイツ
悲しきサルタン ブラザ-ズ・イン・アームス

ニューウェイブの嵐吹きすさぶ80年代初頭、ラジオから突如聞こえてきた「サルタン」のインパクトは絶大だった。今となってみればそれはルーツ・ロックの最も良心的な形だった事がわかるが、シンセの音にふぬけていた大学生の耳にはほとんどノー・エフェクトなそのギターの音は充分新鮮だった。抑揚を抑えたマーク・ノップラーの歌声には、ディランからの影響もうかがえる。
もう一枚はMTVにうまく乗っかって絶大なセールスを記録した5th。CGを駆使したプロモとか、スティング参加とか話題にことかかない。同じ年に参加したライブ・エイドでは、スティングとの共演も実現していた。
しかし私、この人たちずっとアメリカのバンドだと思っていたよ。

12/6 G-session 3rd Live! セットリスト

20081211

先週の土曜日ですが、12/6G-sessionの3rdライブが無事完了いたしました。
今回もまた多数のお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。

今回は1年半ぶりという前回と比べてかなり短いインタバルでの開催。昨年の後半は音楽モノは全く休止していたため、実質年明けからの準備だった。途中仕事を休んでいた時期もあったが、曲数はこれで精いっぱい。曲数をそろえるために時間をかけるより、期限を設けて準備をしていった方が集中的にできてよかったかも。

で、反省点。うちのライブは解説の分量が曲と同じくらいあると言われているのが、これまで自分はそんなに話はしなかった。今回はその量がかなり増えたが、個人的にはまだまだ全然ダメ。第一間が悪い。ほんとうは演奏だけやっていたいのだけど、このバンドはそうもいかない。なのでMCの修業もかねて、次回はもう少しちゃんとしゃべれるようにしよう。

演奏に関してはまだ録画とか見ていないけど、練習でやった事は十分出せたと思う。何より演奏している事がとても楽しかった。お客さんにもそれは伝わったようで、その意味でいいライブは出来たかな。

不満点などは、客席の音量バランスを客観的にチェックできなかった事。今回リハ時間とか余裕があったのでリハを録音して確認してもよかったが、どうも気が回らなかった。あとは音色も時間が許せばもっと作りこみたかった。ブラスの音などまだまだ甘い。

音と言えば、今回ブラス系をフィーチャーした曲が多かった。以前は「生ブラスには敵わない」と思い込んでシンセで鳴らす事に抵抗(というか恥ずかしさ)があったが、今回は開き直って奏法を工夫してみた。普通のピアノ演奏やオルガン演奏では絶対やらない指の使い方(ひとつのキーを指1本で左右交互に叩く、あるいは、人差し指と中指で交互に叩く)をして、ブラス特有のパンチ感を表現してみた。結果本物に敵わないまでも、たとえ”ニセ物”であっても同じ高揚感を与える事は可能かもしれないと感じた。手元にあるもので、どれだけの事ができるか。それもまた、今後も鍵盤を弾いていく事のひとつのテーマと言える。

また2ndキーボードの腹巻猫さんの役割分担が、前回以上に多くなった。そのためにほぼ全曲に渡り譜面を起こし、自分と2ndのパートを描き分ける作業が必要となった。このおかげで自分のパートもフレーズが明確になり(それまでは決めフレーズでも結構記憶で弾いていた)演奏に専念できそれはよかったのだが、反面決まった事しかできなくなってしまい自由度のようなものは失われたかもしれない。まあ、このバンドの場合整然とした演奏が求められる事が多いので大半はこの方法でアレンジし、たまにコードだけでフリーな演奏ができる部分もあればいいかな。

で、その譜面書きで苦戦したのは、やはり三沢郷作品。メロディはほとんど鍵盤3台(と4本の腕)でこなさなければならないため、いくつの音色を割り当て何を落とすかがポイントとなる。シンセにはスプリット機能(鍵盤を分割して、それぞれに複数の音色を割り当てる機能)があるので、複数音の割り当ては可能だが、オクターブを越える使用や右手と左手の距離(これが余りに開きすぎても演奏に支障をきたす)を考慮するとかなり制約がある。そのため通常2音、やっても最大3音の割り当てになる。また左右同時に複雑なフレーズを弾くのは自分の技量では無理なので、その辺も考慮に入れてアレンジするのが大変にむずかしかった。でも苦労した分、スタジオで音を出す時はかなりワクワク感があった。

また、リズム面においても今回はバラエティが多く(単純な8ビートは009ノ1くらい?)、ノリを体得する上で大変いい勉強になった。特にうちのリズム隊は超強力。彼らから見ればオレなどまだまだ全然甘いだろうけど、いつかタメを張れるようにこれからもがんばりますよ。

そんなわけで、ステージ上では早くも4thライブのお知らせがあったけど実はまだまだ全然白紙。1年後の同じ時期にやるにしても1月からスタジオ入るのは嫌なので(笑)、実質さらに短い準備期間で臨むことになる。でもまあ、それはそれでいいかな。やりたい事まだまだいっぱいあるし。

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G-session 3rd Live! (2007/12/06 新中野・live cafe 弁天 19:00~22:00)
<set list>
■第1部 三沢郷メモリアル

1. 流星人間ゾーン ~『流星人間ゾーン』(1973)より
2. 流星ビクトリー ~『流星ビクトリー』(1973)より
3. デビルマン ~『デビルマン』(1972)より

■第2部 幻の劇伴特集

1. レッドバロン 発進(仮) ~『スーパーロボット レッドバロン』(1974)より
2. コンドルのジョーのテーマ (仮)~『科学忍者隊ガッチャマン』(1972)より
3. メカンダーロボ 発進(仮) ~『合身戦隊メカンダーロボ』(1977)より
4. シルバー仮面ファイト(仮) ~『シルバー仮面』(1971)より
<快傑ライオン丸ミニ特集>
5. サブタイトル ~『快傑ライオン丸』(1972)より
6. 獅子丸のテーマ(仮) ~『快傑ライオン丸』(1972)より
7. タイガージョーのテーマ(仮) ~『快傑ライオン丸』(1972)より
8. ドクロ忍者のテーマ(仮) ~『快傑ライオン丸』(1972)より

■第3部 小林亜星特集

1. 009ノ1 OP ~『フラワーアクション009ノ1』(1969)より
2. アンジェにおまかせ ~『女王陛下のプティアンジェ』(1977)より
3. レッド・ブルー・イエロー ~『宇宙大帝ゴッドシグマ』(1980)より
4. 三匹が斬る! ED ~『三匹が斬る!』(1987)より
5. ブロッカー軍団マシーンブラスター ~『ブロッカー軍団IVマシーンブラスター』(1976)より
6. ファイヤーマンOP~ファイヤーマン ~『ファイヤーマン』(1973)より

アンコール

1. いたずらのうた ~『魔法使いサリー』(1966)より
2. 流星人間ゾーン
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