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October 2007

怪獣と美術(三鷹市美術ギャラリー)

20071020
先週末から嫁とベビ子が風邪で体調を崩しており、今日も家賃更新したりお医者さん行ったり買出ししたりと家の事で忙しかったわけだが、夕方少し時間が空いたのでかねてから行きたかったタイトルの展覧会に行ってきた。場所は三鷹の「三鷹市美術ギャラリー」という現代アートを定期的に展示するスペース。過去には谷岡ヤスジ氏の展示も行っていたりと、割と柔軟な姿勢でいろんなものを取り上げているようだ。同じような展示では過去に六本木のストライプハウスギャラリーで「高山良策展」、岡本太郎美術館の「ゴジラ展」などに行った事がある。今回はQ・マン・セブンのヒーロー・怪獣デザインで知られる成田亨氏の作品が中心であったが、実は過去にも成田氏の展覧会は行っている。

で、成田氏のデザイン画や彫刻作品のほかに、高山氏の造形物(ほんの少し)と本来画家でもある氏のシュールな絵画(これがかなりおどろおどろしていて怖い)、さらに池谷仙克氏のデザイン画や関連造形物まで展示してあってかなり充実した内容だった。自分が日本の特撮映像にかくも長きに渡り惹かれ続ける理由のひとつが、怪獣に代表される「異形なもの」への愛。加えてシュールリアルな表現には目が無いので、成田氏のデザインは眺めているだけで至福なのである。

ところで、私昭和62年にも成田亨さんの個展に行っている。 以下がスキャンした当時のチケット。
Photo
上京した後のことだったけど、確か名古屋で見たと記憶している。この時期「宇宙船」誌上を中心に再評価の機運が高まっていて最初のデザイン展がいつ頃だったか調べてみたら、1983年の16号の欄外に告知があった。「フォーラム六本木アネックスビル5F・12/1~30まで」とあり、当時私はまだ岐阜にいて思いっきりうらやましく思ったものだけど、すでに上京する事は決まっていてやがてくる”東京の春”に胸を膨らませていたっけ。同誌上で「U-ジン」というオリジナル・デザイン企画の連載があったり、海洋堂が新デザインの怪獣のガレージキットを出したり、豪華な画集も2冊刊行されたりと次々と楽しい事があったなあ。

後年成田氏は世界中の伝説に登場するモンスターの再デザインに着手していた。その一環で鬼や竜を描いていったのだけど、私が行った展覧会も多分その頃のもの。そういえば「アギ鬼神の怒り」という映画のビデオパッケージも成田氏じゃなかったかな。

ところで会場では豪華な図録が売ってたが、これは先行して行った知人がすでに買ってくれている(なので今回買ってないよ>佐七どの)。しかし、以前にはクリアファイルや絵葉書まで売っていたという事実がネットで判明。やっぱこういうイベントは早いうち行いかんといかんね。

楽器バトン

071012_163301

書きたい事はヤマほどあるのだけど、まとめきる力がない。こういう時はバトンでもしよう。ミクシィ関係のNanaさんとこからいただきました。

写真は10月からの仕事場(五反田)の近くにあるお好み焼き屋の店先。メンバー構成が全部違う戦隊からになってます。確信犯だろうか・・・。

1.あなたの楽器歴は?

鍵盤楽器(ピアノ・シンセ)
幼稚園の時、ヤマハ音楽教室でオルガンに触ったのが事始め。
それからしばらくブランクがあって、小5(帰ってきたウルトラマンの年)でクラシック・ピアノを始める。
それから”クラシック→ジャズ→ロック→なんだかよくわからない”という変遷を経て今に至る(打ち込みにはまった時期もある)。

このほか大学時代はギターマンドリンクラブに所属し、マンドリンやギターを演奏していた事もある。

2.その楽器を始めたキッカケは?

ヤマハは多分親が入れたのだと思う。ただ、楽しく通っていた記憶はある。
この体験があったから、のちに復帰する事も容易だったんじゃないかと今なら思える。
そう言った意味で興味があるなしに関わらず、子供に何でもやらせてみるのは大事な事なのかもしれない。

小5でピアノを習いはじめたのは、妹がはじめたのがきっかけ。
横目で見ていておもしろそうだったので。

3.影響を受けたミュージシャンは?

ジミー・ペイジ(笑)。
よくある「~に影響を受けて」とか「こういう事したくて楽器をはじめた」という動機では全然ないので、正直言って特定のキーボード・プレイヤーや音楽ジャンルに影響を受けたという部分はほとんど自覚していない(無意識のうちというのはあるだろうけど)。そういう意味で根無し草なのかもしれない。

上の人に関しては、音楽を構築していく事のおもしろさ・そのために必要なスキルを持ってる事のかっこよさ・ジャンルにとらわれずにアプローチしていく事の大切さなどを学んだ。これが多感な10代の頃にキョーレツに襲いかかってきた為、今でもそこんとこに価値観がある。なのでかなり長い間演奏テクというものを重要視していなかった。
ただし、最近は自分のやりたい事を実現するために腕を磨くというアプローチも大切なのだなと思うようになった。

あとはやっぱこの人だなあ。この人に出会わなければ、今の私はなかったでしょう。

針生正男(ジャズ・ピアノの師匠・故人)

4.その楽器を演奏していて良かったことは?

音楽を構造的に捉える事ができる事でしょうか?
クラシック出なので楽譜を読むのはたやすく、またその楽譜と鍵盤の位置の結びつきが瞬時に理解できる。
その事が音楽をヴィジュアルに捉える事を可能にさせる。これは鍵盤奏者のアドヴァンテージなのじゃないかな。

また鍵盤奏者は各調(キー)において何の音が♭や#になるのか、1度(相対的なド)が実は何の音かとか、そういう事が実に明快に理解できるのだと思う。曲の調性を耳で聴いてとらえる事も鍵盤奏者は結構たやすくできるように思える。

ついでに弱点も書いておくと、どうしても黒鍵白鍵入り乱れるため急なキー変更には即座に対応できない点かな。

これってやはりギターに代表される弦楽器(音程がフレットで決定する楽器)との比較になるのよね。当然双方にアドバンテージもウィークポイントもある。

5.生まれかわったら、どんな楽器を演奏したい?

楽器というより、特定のアーティストとかジャンルとかからストレートに影響を受けた演奏をする人になってみたい。
今の私はどうしたって自分の中のフィルターを通してしまう。

6.ソロをとるときの手ぐせは?

特定のソロパターンを仕込んだりするのは意識してやってない。だいたいいつも考えながらやるので、毎回違う。
そうは言っても技がそんなにあるわけでもないので、困るとやるのは

・8小節白玉ベンドとモジュレーション付き
・7thの音連打それにもあきると9th連打、時にオクターブ弾き
・二度の和音を唐突にぶったたく
・16分音符でハノンのような機械的フレーズ
・1小節くらいなにもしない
・鍵盤の前出てって弾く真似(人呼んで「エアキーボード」)

どんどんヤクザになってくる(笑)。
あと基本的にソロにこだわりが無くて、アンサンブルのバッキングで決まった方のが100倍うれしい。

7.このバトンを回したい10人とあなたの関係は?

一緒にスタジオ入った事ある人ー!

最近買ったCDの話 2007秋

■愛はすべてを赦す・夢の人魚~A Siren Dream /加藤登紀子

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知り合いからの情報で、表題の2枚が昨年の秋に復刻されている事を知った。いや、取り立てて加藤登紀子にも坂本龍一にもこだわりがあるわけでもないのだけど、これらのアルバム(とりわけ前者)には深い愛着がある。「愛はすべて~」については弊HPを立ち上げた2002年に掲載したレビューがあるんでそれを再掲。

2002/04/01 愛はすべてを赦す/加藤登紀子 with 坂本龍一

なんか我ながらスカしててヤですね(笑)。で、今回念願の「夢の人魚」も入手した。
これも当時坂本龍一の「サウンド・ストリート」で一部オンエアを聴いていて、上述の坂田明も参加する「アラビアの唄」、加藤登紀子にしては異色な合いの手系音頭ナンバー「酒がのみたい」、この中では一番有名なメロディと思われる「千夜一夜の唄」など、好きなナンバーも多いもののアルバム全体の出来としては前作に軍配が上がってしまう。なんだろうな。多分アレンジが厚くなってしまっているところが気に入らないんだと思う。

■「ゴジラ」オリジナル・サウンドトラック完全盤2枚組(1998)

Usa

世に「ゴジラ」と名がつく映画は3本ある。1本目は1954年のオリジナル。2本目が1984年の世に言う平成シリーズの第一作(年号が平成になるのはまだ5年も先だけど)。そして3本目が1998年公開のローランド・エメリッヒ監督の本作にして海外版。これはそのスコア盤。そう、公開当時はロックのコンピレーションのみがリリースされ、それはスコア盤ファンにはすこぶる評判の悪いものだった。”サントラ盤”と銘打ってその実は洋楽のコンピレーションという例は今更角を立てる程ではないくらい一般化しているし、逆に既存曲・新曲を問わず映像とのマッチングを楽しむという聴き方も確立して久しい。古くは「FM」などは盤自体が名盤扱いされていたりもするし。

んでこの1998年版ゴジラだが、映画そのものも「VSデストロイア」でゴジラの最期を描き世のゴジヲタの涙を搾り取った後次のシリーズ立ち上がりまでの繋ぎのような役割のわりには、ゴジヲタ・特ヲタ・特撮業界からは酷評の嵐。どのくらい酷いかというと、平成ゴジを演じた薩摩剣八郎氏をして「あんなもん、ゴジラじゃない」と言わしめ、金子修介監督をして2001年公開の「ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃」の作中で「アメリカにもゴジラに酷似した巨大生物が出現し、『ゴジラ』と名付けられたが、日本の学者は同類とは認めていない」と登場人物に言わしめ、トドメは2004年公開の「ゴジラ・ファイナル・ウォーズ」でCGフレームを流用したその名もジラという”新怪獣”に生まれ変わり日本のゴジラに尻尾の一撃で撃退されるという、まあ散々。そもそもゴジラ・シリーズの1本として数えられない事もある。では一般のハリウッド映画ファンはどうかというと、やっぱり当然のごとくほとんど無視され、ここまで来ると思い入れのない当方としても逆にフォローしてやりたくなってくる。

で当時のサントラ盤だけどボブ・ディランの息子が率いるウォール・フラワーズ演奏のデヴィッド・ボウイの「Heroes」カバー、Zeppelin「カシミール」をサンプリングしたパフ・ダディの「Come with me」(Zeppelinがサンプリング・ネタになる事自体かなり珍しい)、ゴジラの雄たけびをフィーチャーしたグリーン・ディの「Brain Stew」、伊福部メロディを引用したと思われるジャミロクワイの「Deeper Underground」、日本盤のみに収録されたラルク・アンシエル「侵食」などサントラ・コンピとしてはかなり出来もよく個人的には楽しめる1枚と思う。同じ年豊洲で開催されたフジロック・フェスティバルの幕間でもこのCDがかけられていた事を思い出す。この所謂”サントラ盤”も映画同様、ヲタク筋からもロックファンからも軽視されてしまう始末。

で、海賊版も出回った事もある本スコア盤がこの夏限定リリースされた。あまりにハリウッドな音、以上ってな感じである。なんかもう私の耳にはあの辺の音は全部同じに聞こえる。この中でボーナストラックとして「Gojira」なる曲が収録されている(多分映画本編では未使用)。伊福部メロというより1984年の小六禮次郎作曲「ゴジラ」に近い感触だが、注目すべきはこのスペル。欧米圏でゴジラは「Godzilla」になるのが普通だが(故に発音が「ガッヅィラ」になってしまう訳だが)、より正確に発音するならこのスペルのが近いのかもしれない。当時発売された翻訳版ノベライズ小説にもこのスペルに関する言及があったが、何かそういう是正しようという動きでもあるんだろうか。

例によってスミヤでは独自の帯付で売っている。相変わらず力作だが如何にもプリンタ印刷なマット紙じゃなくて、もうちょっといい紙に印刷できないもんだろうか?もったいない。

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