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帯をギュッとね・最近買った音盤の話

アマゾン・アソシエイトって画像張り込むのは便利だけど、
レイアウトが縦に長くなって美しくない。やだなあ、と思ってたら
それをデザインできるというG-Tool(なにやら懐かしい名前)を発見。
さらに生成されたタグを修正して使用する事にした。

という訳で最近手に入れた音盤の話。

■ベスト・オブ・まんがNo.1


おしゃまなロージー

赤塚不二夫が70年代に自費で出版したと言われるマンガ雑誌のダイジェストがこのほど復刻。(手塚治虫の「COM」や「レオマガジン」と同種)この雑誌には毎号ソノシートが付録としてついていて、それもCDに収録して復刻。

その頃の赤塚氏と言えば、俗に「アメリカの雑誌『MAD』に影響を受けて云々」と定番のように言われる。小学生だった我々はサンデーの「レッツラゴン」とマガジンの「天才バカボン」(特に後半)を通じてその暴走ぶりを実感していたのだけど、「まんがNo.1」はその矛先を大人に向けて展開した一面と言えよう。ただ今の視点で見ればだけど、毒を振りまいているようでいてどこか”小学生が悪ふざけしているような”無邪気な部分も感じられる。この人は本来、児童文化の人なんだろうか。

このCDには井上陽水「桜三月花吹雪」の別バージョンが入っている。せつなくも美しいメロにラリパッパな歌詞を持つ名曲だが、実はこちらのが「氷の世界」より世に出たのが早いらしく、ナレーションや楽器編成などが違う。私はこれが聴きたくて買ったようなもの。「氷の世界」バージョンよりも切なさ増幅。というより、陽水氏が普通に朗読するだけで”狂気”をはらんでくるという事がよくわかる。

この付録バージョンのナレーションを担当しているのが同曲の作詞でもある長谷邦夫氏。昭和の時代フジオプロ関係(及び曙出版関係)で盛んに名前を見た事がある人だが、マンガ家というよりは赤塚氏のブレーンのような存在だったらしい。なぜこの人が作詞なのか長い間謎だったのだけど、そのミッシングリンクが「まんがNo.1」だった訳だ。ちなみにタモリと陽水も親交があるわけだが、赤塚氏繋がりだったのは想像にかたくない。

他に山下洋輔トリオ・中山千夏・菊池寛などの曲も収録されていて、インディーズレーベル並の高サブカル度。
■トムとジェリー Original Soundtrack


Tom & Jerry & Tex Avery Too!

「トムとジェリー」の初期に劇場公開された短編映画の劇伴を集めたCD。我々が馴染み深いのはTVで放映された間にドルーピーをはさんだ形式だが、映画版の方もTV版の中でオンエアされていたようである。

その劇伴は、トムとジェリーの追いかけっこにシンクロする形で作られている。だからこのCDに収録されている曲はだいたい5~6分で、おそらくお話1本分に相当すると思われる。

日本での放映版は八代駿と藤田淑子が演じていたが、本国ではもしかすると全くセリフがなかったのかもしれない。まあセリフが無くてもほとんど困らない内容なのだけど。その分、劇伴は実に雄弁。聴いていて実に楽しい。クラリネットのソロはジェリーの笑い声だったとか、ほんわかしたメロディーの部分はトムが虫のいい想像をしている場面でその後大体ショックのブラスがきてひどい目にあうとか、音だけで場面がありありと浮かんでくる。

ちなみに何度かアカデミー賞を受賞しているのも有名な話で、受賞作である「ピアノ・コンサート」は私も大好きな1本。リスト「ハンガリア狂詩曲」を演奏するトムをジェリーが邪魔するだけの話だけど、曲とのシンクロ具合が実に絶妙でもしかすると鍵盤の動きも実際の音と一致しているのかもしれない。この劇伴は当然「ハンガリア狂詩曲」がフルに流れるだけなので、このCDには収録されていないけど。ちなみにトム役の八代氏は他に、「いなかっぺ大将」の西一をでやったり、くまのプーさんをやったり、数々のショッカーの怪人をこなしたりと、芸域の広さでは日本一だと思っている。

ところでこのCDは、渋谷のサントラ専門店すみやで買った。ここはこうした輸入サントラに自前の帯をつけてくれる。帯フェチの私としては、大変うれしい特典。だからアマゾンとかタワレコとかより、ここで買う事をおすすめする(笑)。ちなみに私はCDやLPには帯がないと嫌だけど、本とかは別にこだわらない人(むしろ邪魔)。我ながら不思議。

■驚異/ピンク・フロイド


驚異

これはCDではなくDVD。買ったのはかなり前になるけど、正月にやっと見終わった。ベビが生まれて以来、大きな音で音楽聴くとかができなくなった。特にライブ映像ものは蚊の鳴く様な音量で見ていてはつまらないので、結果長い時間かけてちまちま見る事になる。

80年代中期ごろから訴訟の末、ロジャー・ウォーターズ抜きで活動する事になったフロイドの目下のところ最後のツアーを収録したもので、「The Darkside of the Moon」を全曲演奏しているという事で話題となった。同内容のCDはかなり前にリリースされ、点滅するカラータイマー(違う)付きジャケットという仕様ともどもかなり話題になった。ちなみに以前レーザーディスクでリリースされたものとも同内容だが、大幅な特典映像が追加されている。

今回国内版を購入したが、レコード会社の歴代フロイド担当ディレクターへのインタビューを掲載したブックレットがついていて、これが一番の目玉。フロイドと担当者との関わりはそのまま日本との関わりでもある。伝説の”箱根アフロディーテ”をはじめ、興味深い話がいっぱい。そして、フロイド国内盤と言えば誰でも思い起こすのが、アルバムの邦題。これを決定する事が、ディレクターの大きな仕事のひとつでもあるらしい。その経緯がまた新発見がいろいろあって実に読み出がある。

フロイドのアルバム邦題と言えば、もっとも興味があるのが「炎~あなたがここにいてほしい」。その後国内の小説や映像作品に頻繁に引用される事になるこの秀逸な副タイトルは、フロイド側からの指示でそうなったと聞いていた(一説には、本来のテーマとかけ離れた仰々しい邦題ばかりつける日本に対するけん制という噂も)。ところがこのブックレットでは担当者が考えた事になっている。うーむ。

ところでこのウォーターズ抜きフロイドは1988年に一度来日していて、私も足を運んだ。この時点で既に「One of These Days」などが生で聞ける事が奇跡的に思えたものだった。その時の席がステージの真横というあまりいい席でなかったのだけど、ステージ上部にしつらえたスクリーンに写ってるものが全然見えなくて悲しかった。その内容がおよそ20年ぶりに判明した(笑)。思ったとおり、シュールでヘンテコな映像だった。

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