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コンビニコミックについて知ってる2,3の事柄

■重機甲兵ゼノン

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 先日みかけて「お、なつかしーじゃん。」と思って買ってみた。ただし懐かしいと言っても当時連載誌(少年ビッグコミック)を読んでいた訳ではなく、なんとなくその存在を知っていた程度。余談だけど少年ビッグコミックってビッグコミックの少年版と思いきや、「まんがくん」の系列なんだってね。で、後にヤングサンデーに進化したと。

 さてゼノンだが、80年代半ばに連載されてほとんど打ち切りに近い形で終わったらしい。現在は”早すぎた傑作”という評価を得ているようで、なるほど一見サイボーグヒーロー物に見えて、その力の本質は己の肉体に依存するというハイブリッド感覚は「鉄男」「アキラ」あたりの感性を先取っているようにも思える。ただ、肝心のゼノンのビジュアルが今イチ魅力にかけるのが難。リアルさとストイックさの追求なのかもしれないが。時期的にリアルロボットアニメ全盛期以降でもあるので敵メカはパワードスーツであるとか、女の子のファッション・無理矢理盛り込んだラブコメ展開・ありえない好き好きぶりとかの80年代テイストが実に懐かしい。ところでこの人の絵は士郎正宗氏に似ているなあ。

 実はこの著者・神崎将臣氏と少しだけ縁があった。打ち込みで音楽を作り始めた89年頃は「SFX巨人伝説ライン」という自主制作の巨大ヒーローの音楽を作ってたのだけど、この頃自主制作の特撮映画をビデオ販売するというビジネスを立ち上げた「アルサ」という会社があった。「ライン」は当初その会社からリリースされた訳だが、同時期に販売していたビデオが「RED」という等身大ヒーローもので、このキャラクターデザインを神埼氏が担当していた。検索かけても多分出てこないと思うので、この機会にビデオパッケージも貼っておこう。もしかすると神崎氏のキャリアでは無かった事になってるかもしれないけど、レアなのには間違いない。個人的には「ライン」の記憶とともに芋ヅル式に出てくる懐かしい作品。

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 ちなみに「ゼノン」はこの9月に創刊された新生「COMICリュウ」復活記念で出版されたらしい。ちょっと錯覚したけど「ゼノン」と「リュウ」はもともと全然関係なくて、新作が「リュウ」に連載されているだけの話。さてこの「COMICリュウ」ですが、これまた懐かしい名前。「アニメージュ」増刊のマンガ雑誌として刊行され、安彦良和氏の「アリオン」や石森の「真・幻魔大戦」なんかが載ってた。同時期アニメージュコミックスも創刊され、かつて「テレビランド」などで連載されたコミカライズ作品がどんどんまとめられていったりもした。そう言えば”特撮専門コミック”なる「ハイパーゾーン」なるシリーズも何冊か出ていた。第1号はバトルフィーバーロボの表紙もカッコよく期待したけど中身は今イチだった。

 そんなわけでもののついでに新生「リュウ」創刊号も買ってみた。押井守氏の「立喰師列伝」番外編DVDが付録で、このための撮りおろしというのがすごい。これだけでかなりお買い得感がある。他に最近第2の黄金期を迎えつつある吾妻ひでお氏の「不条理日記2006」など。新生「リュウ」は月刊誌のくせに背とじという装丁で、この体裁の雑誌に「不条理日記」が載っていると否が上でも「劇画アリス」を思い出す。

 この「劇画アリス」という雑誌は(キリが無いのでこの辺で)

■本当にいる世界の「未知生物」案内

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 まだUMAなんて言葉もない昭和40年代の少年雑誌には頻繁にこんな企画が載っていた。あるいは映画やテレビの怪獣と抱き合わせで怪獣図鑑に平気でのっかっていた奴らもいた。例えば”写真で見る世界シリーズ”の「怪獣画報」や「世界の怪獣」が代表的なそれ。いるかどうかもわかんないのに、何が写真で見るなんだろうか(笑)。だが、映像作品の怪獣の絶対数がまだ少なかったゆえ、UMAや恐竜とも幸せに共存できた時代の産物でもある。時代が下って特撮・怪獣マニアとUMAマニア、および恐竜マニアはどんどん細分化していくのだけど、我々の幼少期はこれらを全部同じアンテナでキャッチしていた。UMA関係は、その後雑誌「ムー」や大陸書房などの1ジャンルとして受け継がれ今に至るわけだ。

 恐竜マニアやUMAマニアには、よく誤解されるせいか特撮・怪獣マニアとは違うという事を強調する人がいるが、この著者はあからさまに特撮の影響をほのめかす。随所に有名・無名怪獣の名前や特撮番組の引用が見られるのだ。これは、UMA関係の本では珍しい部類だと思う。本書には古今東西のメディアに登場したUMAがほぼ網羅されている。古典的な奴らはその近況を追い(たとえばネッシーなら、写真が捏造だったという最近の事件まで)、21世紀になった今でも付け加えられる新種がいるのがちょっぴりうれしい。いかがわしさ満点の表紙の装丁とは裏腹に、眉唾なものは「これはいないんじゃないか」とあっさり切り捨ててるところが意外。

 著者は昨年「放送禁止映像大全」を著した人。この本ですが問題のない作品までさも放送禁止になっているような扱いをしていたりと、事実関係の掘り下げが今イチ甘くヲタク筋には評判があまりよくない。でもそんな本を書いた人がUMA好きというのはなんかちょっとうれしくなる。

 ちなみに版元の笠倉出版社は昨年の夏も同じような本出してたな。

■あんど・・・

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今年は出さないのかよ、コラ>小学館(写真は2004年と2005年に出版されたもの)

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