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July 2006

沈没する特撮

夏フェス、花火、新作映画などなど、夏のイベント本番ですが、どっこも行けず仕事と家事とちょっぴり育児の今年の夏です。

ブログがそんな日々垂れ流しになりそうな流れを変えるべく、ホームページの特撮コラムに新しいネタをアップしました。「日本沈没」再映画化ヒット記念と言う事で。

沈没する特撮

ググっても同じような事してる人はいないようので。

全然関係ないけど、うちの子の最初の子守唄は何故かExtreamの「More Than Words」です。

沈没する特撮

「日本沈没」が再映画化されかなりの話題となっている。私も1973年の暮れに大いに興味を持って劇場まで見に行った中学生であった。多分まだ「ノストラダムスの大予言」鬱に陥る前の事だったと思う。当時は少年チャンピオンにさいとうたかを作画のマンガも連載され、そのコミックスは通常のそれよりもブ厚いもので”破格の扱い”を感じたものであった。ちなみにこのマンガ化の実績が、後の「サバイバル」の成功に繋がったかどうかは定かではない。おっと、話がそれた。なお、まともに原作を読んだのはもっと後の大学生くらいの頃。

 さてそんな空気感の1973年~74年であったが、「機にして敏」は特撮界の常。この時もまた多くの特撮番組が「沈没」を取り込んでいった。特にこの場合、近接したエリアで起きているだけに実にやりやすかったようで。今回「日本”再”沈没」の記念として、”特撮界における沈没ブーム”を拾ってみた。ただし、サブタイトルに「沈没」とあっても全てをネタと言い切るのは当然無理があるし、偶然かぶってしまった事もある。それは重々承知の上での、”こじつけ遊び”と捉えていただければ幸いです。

 なお特撮界では沈むだけなら、壊滅した基地とか復活した古代の島とかがいくらでもブクブク沈んでいてキリがないので、サブタイトルに「沈没」の文字が含まれているもののみを対象とした。
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流星人間ゾーン第15話「沈没!ゴジラよ東京を救え」(1973/07/09)

 「日本沈没(上)」は昭和48年3月20日が初版発行らしい。その後サブタイトルに「沈没」の文字が登場する最初のエピソードがこれ。頭がドリルになっている恐獣ザンドラが登場するが、その名の通り砂の属性を持つヤツ。こいつが穴堀まくって東京が沈没してゴジラも登場するという豪華エピソード。こういう場合「陥没」のが正しくないかと言いたくなるがまあいいとして、同じ東宝社内でこの時期すでにに映画化の企画があがっていたのか興味深いところ。

ウルトラマンタロウ 第21話「東京ニュータウン沈没」(1973/08/24)

 ただでかいだけのセミ怪獣・キングゼミラが理由もなく出現し、そのために起こる人間社会のドタバタを描いたエピソード。タロウのエピソードは概ね”子供向け”という印象をもたれがちだけど、この話など自然界のバランスが崩れた時のシミュレーションともいえるわけで、その意味で初期ウルトラ的テイストを持っていると思う。

 ゼミラは東京タワーにとまってミンミン泣いたり(でかいのでうるささも半端じゃない)おしっこひっかけたりするが全然「沈没」っぽくない。らしい描写と言えば幼虫期に地震を起こす程度。もしかすると、サブタイだけ便乗の例かもしれない。

イナズマン 第8話「恐怖砂あらし!大空港沈没!!」(1973/11/20)

 この時期になると確信犯的に”沈没”をサブタイに入れるようになっていると予測される。ザンドラと同じく砂の属性を持つスナバンバラが登場。ザンドラが穴堀まくるのに対し、こちらは砂嵐を起こして空港を沈没させるらしい(見た事ない)。おそらく飛行機が軽々と横滑りするおなじみのあのバンクも使われているのではないかな。

 また列島全体を視野に入れる作戦が多くなるのもこの時期顕著で、これまた「沈没」の影響と思えなくも無い。同番組でも4話「日本列島大爆発!!」というサブタイがあるし、仮面ライダーXにも第6話「日本列島ズタズタ作戦!」というのがある。

 1973~74年と言えば多くの特撮番組がしのぎを削る空前絶後の時代。毎週いやほとんど毎日日本のどこかで侵略活動が行われていた訳だが、各組織の幹部がこぞってベストセラー「日本沈没」を買って読んで作戦に取り入れていたと考えるとなかなかほほえましいものがある。

鉄人タイガーセブン 第17話「日本列島沈没の危機!!」(1974/01/26)

 同番組には砂原人も登場するが、このエピソードに登場するのは地震原人と海坊主原人というよりストレートなキャラ。次週の18話「伊豆半島死の攻防戦!!」と前後編をなす一大巨編。海坊主原人はトゲトゲしててどこが海坊主なのかと一瞬思うが、どうもウニの怪人らしい。地震原人はもっとモチーフがわからないが「歩くだけで周囲に大地震が発生する」という、敵にも味方にも迷惑この上ない奴。東京とか空港とか局所的だった沈没系作戦を、初めて日本列島全体に適用した記念すべきエピソード。ちなみに私の知人で「鉄人タイガーセブン」をこよなく愛する人がいます。

ウルトラマンレオ 第1話「セブンが死ぬ時!東京は沈没する!!」(1974/04/12) 第2話「大沈没!日本列島最後の日!」(1974/04/19)

 西川が愛してやまないレオの第一話。マグマ星人と二大怪獣による津波作戦により水没の危機を迎える東京、一人傷つきながらも守るセブン、そこに真っ赤な炎となって飛来するレオ!というシチュエーションはウルトラシリーズ全体を通じてもっとも燃えるシーンのひとつ。

 毎年同じような目にあっているあの世界ですが、このお話では特にモロボシ・ダンに「東京は、日本は沈没するっ!」というセリフをしっかりと吐かせていてもろに影響を伺わせる。
このエピソードを最後に「沈没」の文字を含むサブタイトルは見当たらない。映画化をピークとしてブームは去ったと言う事か。あるいは社会現象から”トクサツ”カテゴリに昇格してしまったために、取り込む対象ではなくなったのか。同じような時期に空手ブームがあったが、その余波は逆に以降何年にも及んだ。

<番外>
ウルトラQ 第20話「海底原人ラゴン」(1966/05/15)

海底火山の爆発の影響で沈み行くしかない岩根島の運命と、卵を探して島を襲うラゴンを絡めたエピソード。「沈没」の文字はサブタイにないけど、局所的とはいえ「日本沈没」のアイデアを先駆けているとも言える1本としてご紹介。
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<小ネタ>
・後に「Gメン75」に繋がっていく「アイフル大作戦」にも第41話「 地震・雷・火事・亭主!日本沈没」(1974/01/19)というエピソードがある。
・アニメだがドロロンえん魔くん第15話「挑戦!えん魔大王」には”沈没なまず”なる妖怪が登場する。
・電人サボーガー第51話「ストロングザボーガー作動停止!!」では”六大陸沈没作戦”が進行される。最終作戦だけにスケールがでかいが、いつも思うのだけど侵略が目的なのに沈没させたりズタズタにしたりして後で困らないかと・・・。
・大戦隊ゴーグルファイブには第14話「大変だ!地球沈没」、六神合体ゴッドマーズには第9話「SOS!東京沈没」というエピソードがあるが、いずれも80年代に入ってからなのでまあ参考程度。
・円盤戦争バンキッドにはタカトクトイス製の「沈没ゲーム」が、基地への秘密の鍵として使用されていた。(2007.2.4追加)
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<蛇足>
 そう言えばあのねのねにも「日本沈没の唄」というのがあった。

7/24 命名

P1020095

嫁は赤ちゃんとともに19日無事退院。13日の深夜に入院しているので、一週間もいなかったわけだ。産院も舌をまくスピード出産&退院だったのだ。赤ちゃんはジタバタよく動いて大きな声で泣き日に10回はおむつ換えます。写真はお義母さんがお祝いで持ってきてくれた黄金のブーケとミニドレス。

次の仕事は出生届。それには当然名前を決めなければならない。一応決めていた名前があり、嫁も嫁のお義母さんもいつの間にかそれで呼んでいたため自然にそうなってしまった。

予定日が7/17だった事から、今年40周年を迎える国民的ヒーローの放送開始日と同じという事でそれが発想の原点。でもそれはあくまで発端で、最後には親らしい願いを込めてこの名前に決め本日出生届を出してきました。心配なのでここで公表はさけますが、知りたい方は会った時かメールででも。そんなに突拍子もない名前ではありませんよ、念のため。

P1020087

かくして自分の家に赤ちゃんがいる生活がはじまったわけだが、嫁はいわゆる「産後のひだち」の状態で一ヶ月は家事や外出をしないようにしている。それで今は俺が洗濯・掃除・買い物・食事の支度をほとんど引き受けている。嫁も育児と自分の静養で手一杯。さすがに普通の生活は無理なので、職場にも訳を話して早く帰宅させてもらっている。よく少子化対策で定時退社に企業を挙げて取り組むなんて話があるけど、ようやく理由がわかった。ついでに経験者が「これからが大変だよ~」という理由も(笑)。しかも、重なる時は重なるもので、今月中に会社の決算準備で領収書も締めにゃならんし・・・。

7/17 3連休

P1020069

この3連休はほとんど病院にいて夜は毎晩洗濯・お茶詰めをしている。ベビ子は金曜の朝に生まれたが、すぐにこの連休だったのでほとんど仕事に穴を開けないで済んだ。あとは退院の日に休むくらい。親孝行なのか親不幸なのかよくわからん子だ。

金曜は午後仕事に出て帰り病院寄り、家帰って一人祝杯を上げようと思ってたが、その前に寝てしまった。

土曜の夜は音大出の作曲家で特撮ヲタクでブルース・リー・マニアで鬼太郎好きという、何だかメンタリティがえらく近いまついえつ子さんのライブ。やりたい事てんこ盛り。すごいなあ。その後G-Sessionのメンバーが集まったので貴日さん交えて浴びる様に飲みたおす。今週はほとんどお酒飲んでいなかった事に気づく。このオレがだ。

日曜は実家から父と妹が子供の顔見に来る。

今日も一日病院。病院にいる時は赤んぼあやしたり買い物してきたりしてるんだが、基本的にやる事ないので母子と一緒になって昼寝している。親子三人で”川の字”の世界だ。嫁は「かわいくてたまらん」とうれしそうだが、正直こっちは生まれた日やその翌日まではかわいいというよりは扱いに困る感じだった。けど、やっぱり日増しに愛着が湧いてくるもので。この子は目がデカくキョロキョロよく動くので、生後3日でも表情がある。まだ笑顔がうまく作れないようで、あやすと変な顔するけどまあ受けてると思っておこう。

しかし何だ、子供生まれるとブログがだいたい赤ちゃんの写真だらけになるものだが、絶対になってたまるか(笑)。次の課題は名前かな。一応なんとなく決まっていて嫁と義母はすでにその名前で呼んでいる。名付はオレなんでまあそれでいいんだが、問題は漢字。どうにも画数がよくなくて悩み中。

7/14 パパになった日

P1020046

おかげ様で無事誕生しました。7月14日生まれの女の子です。

7/13は嫁の定期健診。その日の朝前兆があり、産院でも近い事は近いけど今日明日というほどではないと言われ少し気を抜いていた。で、遅く帰ると嫁はしんどそうにしている。もしかすると今夜かもしれないという事で、お酒飲まないでとりあえず寝ておく事にする。だがろくに眠れないまま(つか、寝かせてもらえないまま)午前3時にタクシーを呼んで産院へ行き、朝の6時に生まれた。

無限に続くと思われる陣痛の後、分娩室に入り診察した医師の「これ、髪の毛だよね。」の一言とともに助産婦さんが「お産の準備に入ります」と宣言。そしてわらわらと人が集まってきたと思ったら、わずか5分でポンと出てきた。盛大に産声を上げて、まるで一刻も早くこの世に出たかったと言わんばかりに。涙が出た。

この子は大の字になって寝る。これからよろしくね。

7/8 バンドとかいろいろ

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 7日仕事に行っている会社が創立記念日だとかで急に休みになり、はからずも三連休となった。ここんとこ休日出勤や深夜帰宅が続き、かなり擦り切れていただけにありがたい話だ。

 本日昼過ぎ4ヶ月ぶりに水泳に行く。普段体にいい事など全くやっていないので、すぐにへたる。もう少しまめにいかんとなあ。今日は知人がいろいろやっているので夕刻にかけて出向く。場所は早稲田でダブルヘッダー。まずはDJクドウハルヲさんのイベント『バックグラウンドミュージック#1~HTC*+クドウハルヲふたり会~』 へ。
彼は音楽知識がとめどなく豊富なので選曲も濃い方向に行きがちだが、そのせいか今日は1曲ずつ解説つき。90年代J-POP中心という事で、アーティスト名は懐かしいものがあるものの曲はやっぱしほとんどわかんなかった(笑)。
彼はプレイ中いつもミキサーのつまみ(多分イコライザー)をいじっているんだが、かけたらノってるだけの私としてはその辺のテク(つーか意図)を聞いてみたい一度。

 申し訳ない事に30分で中座して、早稲田駅はさんで反対方向に歩く事15分。G-sessionのというよりは各方面に有名な尾山さん出演の芝居(ミュージカルらしい)を見に行く。途中、プリントアウトした地図みながら歩いている女性がいたのでついていったら当たり。小さいコヤにぎゅう詰めで体育座り。
歌はマイク無しの生歌という方針のようだったけど、曲によってはマイク使ったりエコー使うと音響的にもっとおもしろくなった気がする。
次から次へといろんなものこなしていく彼女には正直節操なさを感じなくもないが、それでもそれぞれそつなく仕上げていく器用さとバイタリティには感心する。この日の芝居も安心して見られるものだったよ。でも一時間半以上の体育座りは厳しかった。お尻痛くなっちゃうのよね、お肉がないから(笑)。

 それから久々大塚のロックバー「BACK BEAT」へ行く。ここのマスターJAGAIMOさんは先ごろ赤ちゃんが生まれたという事で、いつかお祝いに行かなきゃなと思っていた次第。
かつては音楽仲間とどっかで遊んだ後、しょっちゅう流れていっては楽器鳴らしたものだった。行けば誰か知ってる人がいるという部室みたいな居心地のよさがある。今日も朝倉(Big-Jバンド・リーダー)とスージー(骨の髄までロックンローラー)がいた。暇人どもめ(笑)。
この日はビートルズ・セッションという事で、何か1曲くらいやろうかと思ったけど割り込める隙がなく、そうこうしてるうち嫁からメールが来て楽器触らずに帰る。最近セッションものあんまりやってないせいか、腰が引けてるとこんな風だ。

 ここんとこバンドもBig-J以外スタジオ入っていない。気がつけば家でもあんまり楽器
触っていない。6月以降自粛している節もあるし、活動が思うように行っていない事もある。要するにオレはスタジオ入ってアンサンブルしたいのだな。

 写真は最近買ったCDども。この休みはせめて浴びるほど音楽聴き倒してやろう。

最近買ったCDの話

■ロータスの伝説(紙ジャケ)/サンタナ

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洋楽CDの紙ジャケ復刻は日本特有の現象のようで、海外にもコレクターがいるらしい。私の知人にも紙ジャケコレクターがいるけど、大変な修羅道のようで(笑)。私の場合、輸入の通常版と紙ジャケ国内版があったらほぼ迷わず前者を選ぶ(だいたい高いし)。そんな私でも見かけてすぐに買ってしまったのが本作。

サンタナの74年の日本でのライブを3枚組のレコードに収めたものであるけど、そのパフォーマンスも貴重ながらこのアルバムが後世に語り継がれるのはそのジャケット仕様による。横尾忠則デザインによる驚異の22面体ジャケットと呼ばれるものだが、『面体』と言っても正確にはジャケット面が22面あるだけで別に立体になるわけではない(と思う。いろいろ試したけど。)ちなみにこの時代の横尾忠則というだけで、我々70年代少年はすぐに少年マガジンを思い出す。

巷では結構話題ですが、やっぱりLPサイズでなきゃという声が比較的多い(その割にみんな買ってるし)。何しろこんなコスト・パフォーマンスの悪い代物を復刻しただけでもメーカーには拍手。

P1020015

写真はLPとの比較。この頃のサンタナのライブと言えばインプロ主体でどの曲も長く切れ目がない(あまりに切れ目がなく1枚目のA面からB面なんてフェード・アウト~インになっている)。まあこの頃のバンドはほとんどそうですが、サンタナの場合リズムにも一筋縄ではいかないものがあり、今だとクロスオーバー期のJAZZや最近のミクスャー系のようにも聞こえる。決してキャッチーな音ではなく、混沌瞑想系。余談ですが、LPのライナーには4チャンネル・ステレオ仕様であると書いてある。

確か90年代初めくらいにも一度同じ仕様で復刻されたのを見かけたよな、と検索してみたら以下に詳しくレポートされていた。

http://www.indierom.com/kami/db/lotus.htm

なんとこの頃は縮小LPジャケは付録でついているだけで、CD収納は無理だったらしい。

■IT’S TOO LATE~ザ・ピーナッツ・オン・ステージ

Peanuts

このアルバムは72年頃のピーナッツのライブの模様を収めたもの。曲を見てまず驚く。

対自核(!)
IT’S TOO LATE
プラウドメアリー
エピタフ(!!!)

あとは彼女らのヒット曲やオールディーズ・メドレーなのだが、目玉は上記洋楽カヴァー。キャロル・キングのTOO LATEは、この時代の女性シンガーならよく取り上げられたのだろうけどそれ以外は予測不可能、この「エピタフ」を何年か前に新宿三丁目のロックバーで聞かされて驚いたのだけど、CDになってる事を最近偶然知り購入した次第。

対自核と言えばユーライア・ヒープの名盤として超有名。無意味についている目玉のおかげで始終見られているようで落ち着かないジャケが印象的。ブリティッシュ・ハード・ロックの祖と言われていただけに、どんな風に彼女らが料理しているのか(またはされているのか)大変楽しみ(または不安)だった。聴いてみてビックリ。ブラス主体のジャズ・ロック風に仕上がっていて意外にはまっていた。

プラウドメアリーと言えばCCRだが、ここでは後にアイク&ティナ・ターナーによってR&Bに化けた方のバージョン。余談だがアイク&ティナによる古いパフォーマンスの映像を見た事あるけど、何だかこの世のものとは思えないものを見てしまったという印象だった。

そしてエピタフ。どうもちゃんとメロトロンも使ってるらしく演奏も本家に負けないくらい迫力がある。そりゃそうだ、こっちはフルオーケストラだもの。案外こういうスタイルがあっているのかもしれない。それにしてもこの陰鬱なバラードを選曲したのは、そもそもこのショーを構成したのは誰であろうか?司会の岸辺シロー言うところの「ナウな70年代サウンド」くらいやらんとダメやろ、くらいの押し切りがあったのかもしれない。あるいはピーナッツさん達はこの時代にして結構コアな洋楽マニアだったのかもしれない。しかしこの頃のピーナッツと言えばすでにヤングのアイドル時代は卒業し、ベテランの域に入っていたと記憶する。だから客層を想像しながら聞くと・・・。

それにしても、こんなとんがった歌でも破綻なく歌いこなせるピーナッツのポテンシャルには舌をまく。声そのものに芯があるので、ビートにも全然負けないのだ。

■男たちの戦記~東宝戦記

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ここ半年くらい渋谷に仕事に行っている。渋谷といえばサントラ専門店「すみや」である。先ごろTSUTAYAに買収されたらしいけど、まあ名前も似てるし(そういう問題ではないが)。

「すみや」に行けるメリットといえば、内外のレアサントラ以外にもここでしか店頭販売しないCDが買える点。そのひとつが東宝ミュージックからリリースされるもので、たとえばゴジラBOXなんかもここで買った。でこのCDも同様。

まずジャケがカッコいい。これは小松崎茂画伯の往年のイラスト。これだけで元とった気分になれる。

特撮を語る上で戦記物を取り上げる事には長年賛否両論がある。かくいう私も、反対というよりはあまり関心がない世界だった。だが大井武蔵野館が閉館する時に最終上映された「キスカ」を見に行った時、その気持ちもわかる気がした。

というわけで特ヲタを自認するわりには戦争映画にはかなり疎い私なので、「キスカ」以外はほとんど初めて聞く音楽群だった。考えて見れば洋画の世界では戦争映画からは「史上最大の作戦」「遠すぎた橋」「ナバロンの要塞」など映画音楽史的に重要な名曲がいくつも生まれている。これらがどれも陽性な印象を受けるのに対し(スター・ウォーズのテーマってきっとこれら戦争映画マーチの延長線上にあるのだと思う)、邦画のものはどこか悲壮感や重厚感を感じさせるものが多い気がする。それはやはり国民性とか歴史の違いなのだろうかとかわかったような事言うのはやめとこう。

「沖縄決戦」は佐藤勝氏の作品ですが、同じ沖縄を舞台とする「ゴジラ対メカゴジラ(大好き)」と同じような曲が出てくる。これは他に沖縄の引き出しが無いのだなというよりは、モチーフの流用を確信犯的に狙って作家性を高めたと好意的に解釈しておこう。気に入ったのは「零戦燃ゆ」。全体に陽性で元気になれる。そしてやはり「キスカ」はすばらしい。

ちなみに私「ハワイ・マレー沖海戦」のDVDは買いました(笑)。

☆追伸☆ 誰か悪役バトンください。

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