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ぼくが愛するロック名盤240/ピーター・バラカン

ぼくが愛するロック名盤240 (講談社プラスアルファ文庫)
講談社α文庫;ISBN4-06-256301-0 1998年11月20日

 ピーターバラカン氏は昨今ではニュースキャスター的な活動で知られているけど、なんと言っても私にとっては音楽評論家およびDJパーソナリティである。すなわちそれは”音楽リスナーとして信頼のおける先達”と言うことでもある。そんな氏が書き下ろしたこの文庫はよくある”ロック名盤”的なものとは一風構成を異にする。

 ピーター氏の嫌いなバンドORアーティストは、レッド・ツェッペリン、ピンク・フロイド、デヴィッド・ボウイなどだそうだ。落とすには相当勇気のいるこれらのアーティストに関して、一言の言及もない。全然ない(あ、ジミー・ペイジはきらいとかは書いてあった)。まずその潔さに驚く。それと次の瞬間ちょっと困る。「ホントに嫌いなのね。」って。この3アーティストに関しては、相当に思い入れの深いものがある当方としては特に。
 だがそんな事抜きにして読み進むと、新たな地平が開けていく。この本を手にした頃は、ちょうどUK中心に聴いてきた自分が同時代のアメリカの音楽に目を向け始めた時期で、懸命に自分のミッシングリンクを埋めていたものだった。その”探求の旅”に大いに役に立ったのは言うまでも無い。今でもこの本は付箋だらけだ(ページを折るのはちょっと抵抗があるので)。何よりこの本を執筆するモチベーションの中心に”ロックに対する愛情”がしっかりある事。これがこのささやかな文庫本の最大の魅力。バラカン氏はもっとも幸せなリスナーの一人だと思う。

 僕にとってはZEPもフロイドもボウイもどれも思い入れの深いアーティスト。でも、それらを大嫌いというバラカン氏の”耳”も僕は信頼する。私を見習いなさい(笑)。

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